くぎ確認シートとは?パチンコへの影響は?
日工組→ホール5団体→パチンコ店への流れで、4月から導入されるパチンコ台の遊技くぎの目視点検を補助する「くぎ確認シート」等の器具を使用する!と通知があったようです。
情報元 遊技通信web
「くぎ確認シート」とは、パチンコ台盤面に張り付ける透明なシートで出荷状態の釘が書かれており簡単に釘の動きがチェックできるシートらしいです。
新台設置確認及び部品交換時の点検(出荷状態と違わないか?)を確認する為のモノですね。
釘の知識が無くてもシートを合わせるだけで「釘が動いているか?」分かるようになります。
またメーカーより各店舗へ配布されてパチンコ店に保管することにもなります。
もし再開されているパチンコ店への立ち入り調査に使われることになれば、「釘調整の有無」が簡単に分かるようになり釘調整が出来なくなるかも?知れません。
現時点では全く分かりませんが、将来的に使われる可能性がある以上は店としてもハデな調整は激減!微調整がメインとなっていくかも?
もちろん立ち入り調査で「出荷状態と違う」と認定された場合の罰則の有無や厳しさなどによっても状況は変化しそうです。
最近のお上は、厳しい対応となっているので今回も厳しい事になりそうな気配ですが・・・・
仮に4月から導入機種では釘調整できない(出荷のまま)となったら、どうなるでしょうか?
パチンコ店としては「導入をキャンセル(新台を入れない)」「自店の割に合った機種のみ導入」「釘調整する?」
打ち手としては、どこで打っても同じなので「甘い機種」「甘いゲージ」「高交換店」へ向かう!となりますよね。
本来であれば、パチンコにも設定!もしくは交換率に応じてスペックを選べる環境になってからスタートにすべきと思います。
しかし今の空気では、スタートしてしまう気がしないでも無い・・・・かな。(さすがに4月からは・・)
完全に先が見えるまでは
パチンコ店は、リスクの有る新機種を入れたくない=旧機種を使い続ける=打ち手に優しい?高ベース機種への入替が進まない。
打ち手は、高交換率を望む=等価が増える=脱等価に逆行。
良い事ないように思いますがねぇ。
先日、元業界人とお話する機会があり「完全に釘調整出来なくなったら、どうなりますか?」と聞いてみました。
答えは「客に甘くなる」でした。
現状では納品された状態のままだと「お客に有利」なそうです。
(機種によって違いが有ると思います)
ですが、業界にとって良くない!とも言ってられました。
当然ですが、「お客に有利」なまま放置するパチンコ店など無いハズです。
釘調整できないなら他の方法へ向かう=お客さんにとって楽しいパチンコにならない。
なんだかねぇ~負の連鎖がまたひとつ増えるかも?と思うとブルーな気分になっちゃいます。
検定での釘は、一般入賞口はガバガバだけどヘソ、スルー、アタッカーは閉めてるからとても打てないと聞いたけど、ほんとうにお客に甘くなるの?
私も若干ながら違和感は、有りました。
しかし、検定時・納品時の釘を見る機会がないので何とも言えないですね。
http://jyavit.minibird.jp/kentei-kugi
こちらに設計値資料なるモノが公開されています。
これは一般入賞口問題が出てきた頃から始まった納品時にメーカーから渡される資料だと思います。
納品時での「一般入賞口」「ヘソ」などへの1分あたりの入賞個数が書かれています。
これによると、一般入賞口へは合計2個・ヘソは6.59個となっています。
千円あたり(250個)の回転率に換算すると(オーバー入賞無として)
約25回/kとなります。
1機種だけでは言い切れないですが、甘くなる可能性は有ると思います。
コメント欄でご紹介頂き、ありがとうございますm(_)m
『パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新』
管理人:楽太郎
こちらこそ、いつも拝見させて頂いております。
打ち手には分からない業界内のお話は、とても参考になります。
更新たいへんだと思いますが、頑張って下さい。